ぶっ厚い本の代表作

2019.07.04

みなさん、分厚い本を書く作家さん知っていますか?

学生時代に友人がその作家の本をよく読んでいて、名前は知っていたのですが、

本の分厚さのため読むことを遠ざけていました。

 

今回、紹介する本は、なっ、なんと、1000ページを超える大作です。

幕末に京の町で凄まじい存在感を放った殺人集団。

新選組。

その副長であった 土方歳三 の物語。

 

『 ヒトごろし 』

ヒトごろし

 

幕末って面白いですよね。

他国の侵略が目前に迫ってきているなか、江戸幕府はじめ各藩が右往左往。

時代を変えようと、武士やそれ以外の階級の人が、尊王・攘夷と2つに分かれ

それぞれの思想や哲学といった命の炎を燃やし、そして華やかに散っていった時代。

土方歳三 は 独特の価値観で燃えた。

土方歳三の生き方に惹かれる。まさに、鬼。

 

また、興味深いのは

色男で描かれることが多い 新選組一番隊組長 沖田総司 の描かれ方。

この本を読むと、今まで描かれていた総司は ま・ぼ・ろ・しぃ~(by IKKO) と思いますよ。きっと。

 

ぜひ、皆様も京極夏彦ワールドに浸ってみてください。

 

所長:N